東京都内を拠点に全国で活動するフラダンス教室

Hālau Nā Pua O Kūali’i

 090-6721-6080

営業時間10:00~20:00

フラを踊る時の姿勢と身体の使い方!反り腰に注意

投稿日:

Aloha!

男性のフラは力強く、女性のフラは優雅で美しく、子どもたちのフラは溌剌としてエネルギーに溢れていますよね。身体の動かし方に異なりはあっても、全てに共通しているのが、「姿勢の良さ」です。

ワークショップのアテンドなどで一度に50名以上のクラスを1日に数回見た時にとても多く見受けられたのですが、「姿勢良く」と一言で表すと、女性の場合はどうしても上半身は横隔膜を開いて胸を前に突き出し、お尻が後方へ向くという所謂「反り腰」になってしまわれる方が多いようです。

こういう「骨盤後傾」タイプの方はムーヴは全て胸からで身体の中心を全て胸に置き、爪先が前のめりになるので、下半身に安定感が生まれにくくなります。

実は、ハワイの人にはこの「骨盤後傾」タイプが多いらしいのですが、日本人とは根本的に骨組みの強さと筋肉の付き方に違いがある為に私たちのように下半身が不安定にはならないのです。また、元々彼ら(彼女たちは、ヒップ位置が圧倒的に高い為「反り腰」っぽく見えるのであって、私たちが一瞬で姿勢良くしようと「反り腰」をするのとは違うのです。

「反り腰」の何が一番良くないかというと、この状態で長く踊っていると腰痛の原因になりますので出来るだけ早いうちに直した方が良いです。

  1. 自分で真っ直ぐに立ち、横から見た時に耳→肩→腰→踵までを一直線で結べている。
  2. 床など平らなところに仰向けになった時、腰が床から浮かない。

であれば、あなたは反り腰ではありません。大丈夫です!

反り腰の方は横から見た時にラインが湾曲しているので分かりやすいです。頭を後方に引いて顔が立っていない状態。顎が前に出てしまう。

身体は無意識のうちに重心バランスを取るので、そのような姿勢になってしまうのですが、
反り腰では背中も意識出来ないし、太ももの裏側のフラを踊る為に必要な筋力も付きにくくなり無駄に足が浮腫み易くなるだけです。

反り腰改善ストレッチ

末長くフラを楽しむ為に、「私、反り腰かも?」と思われる方は美しく安定したフラの為に是非、「反り腰改善ストレッチ」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

やり方は簡単です!

step
1
仰向けに寝てゆっくりと膝を抱え、踵を伸ばすように爪先を上に下に。

step
2
①の状態で腰を伸ばすように意識したまま10秒〜15秒(普段の反り腰を伸ばすイメージ)

この時の呼吸は腹式を意識しましょう。

step
3
①と②を7〜8回繰り返します。これを3セット程度行います。

ストレッチは必ずゆっくりとやりましょう。
また、たくさんやったから効果があるのではなく、継続することで効果が表れてくるものなのて焦らずにじっくり取り組んでくださいね。

私はこのストレッチを通っていた整体の先生から教えて頂いたのですが(コラムに掲載することに許可を得ています)、骨盤内には女性にとって大切な臓器が収まっている為、反り腰の女性はどうしても、婦人科系特有の症状を起こしやすい傾向にあるらしいです。

骨盤後傾について

「反り腰」についてお話ししましたが、

これとは逆のタイプが「骨盤が寝てしまっている状態」の方(骨盤後傾というらしいです。)

骨盤が真っ直ぐに立っていないので、
ヘラなどのステップ時に出した足の膝が伸びきらず、微妙な感じで曲がってしまわれています。

反り腰の方とは逆に胸が下を向いて肩が内側に丸い「猫背」さんの方に多いタイプです。
ですから自ずと目線が下がってしまう。

フラを踊っているうちに「姿勢が良くなった」という方も多いです。

正しい姿勢はベーシックステップ以前にフラを踊る上で重要な項目です。

  • 今一つ綺麗なポーズを取りにくい
  • レッスンの翌日に腰が重だるくなる
  • 踵に違和感がある

などのサインがあれば是非ともまずは
踊る前に「姿勢」のチェックをなさってみてはいかがでしょうか。

改善されるとびっくりするくらい踊りやすくなることもありますよ。

だいぶ昔の話ですが、有名なクムフラがパフォーマンスの後に「ストレッチしきれていない状態だから、姿勢が良くなかったでしょ?」と、笑いながら聞いてこられたことがあります。

「良かった、良くない」の前に、これだけの人でも「まずは」姿勢(posture)を大切されているんだと思ったことが印象に残っています。

ステージの後に、「振りを間違えた!」「タイミング外しちゃってたの分かった?」などは気にしても、「私の姿勢どうだった?」と聞かれることはまず無い。笑

姿勢って踊る時だけではなくて日常生活の中でも整えていくことが出来るものだから常に自分の身体と向き合って良い方向に仕上げていきたいですね。

実は私自身も生まれつきの身体の器質にはコンプレックスだらけなのですが、長くフラを続けるうちに「実はそうなんだけれど、そうは見えないように努力して来た」部分があります。

先日も身体を見ていただいている先生に、「酷い○○だよね!実際」と言われ、でも「全くそうは見えないんだよね」と改めてしみじみ言われてしまいました。

完璧に身体のバランスが優れている方のほうが少ないと思います。ちょっとした意識を持つだけで身体は必ず思う方へ向かってくれる。

「努力」という言葉を使いましたが、「続けられるか」否かだけだと思うのです。

また、足のフラポジションで爪先と膝頭が同方向を取れているかも非常に重要なポイントです。

方向が正しくないと膝や足首に過度な負担を掛けて膝や足首を傷めてしまう原因となります。私がベーシック前に正しい位置に爪先、膝が向いているかを声掛けし全員に確認してもらっているのはその為でもあります。

もちろん、故障予防の為だけではありません。

  • この記事を書いた人
Masae Shudo

Masae Shudo

Hālau Nā Pua O Kūali’iの主宰。フラダンサーとして、またコレオグラファーとしても活動しています。

Copyright© Hālau Nā Pua O Kūali’i , 2019 All Rights Reserved.