フラレッスン用のスカート「パウスカート」について

ナープアオクアリィ

一般的にパウスカートと呼ばれています。
パウはハワイ語でPāʻūと表記し、これ自体でスカートの意味を持ちます。
昔のハワイでは樹皮を叩いて滑したもの(Tapaを使い、女性は腰に巻き付けたり、男性は所謂褌のスタイルで身に付けていました。昨今では、生地も様々ですが大抵の場合は4ヤード(3.6m使ってゴムを通します。
ゴムに本数もお教室によって異なります。
ゴムの本数によって、スカートのギャザーの揺れ具合が微妙に異なってくるからです。
スカートの揺れ具合というのは、フラにとって非常に重要なものなので、ダンサー全員の揺れ具合が揃うことを良しとします。

また、ゴムではなく紐を通して結ぶスタイルもあります。Pāʻū(パウの紐は赤ちゃんのへその緒に例えられ、ダンサー全員が自分のパウは自分で縫い、チャント(日本で言うと詠唱のようなもの)を唱えながら、 皆で一斉に紐通しの儀式を行う伝統的なスタイルを今も行っている場合もあります。

また、生地に教室名がプリントされていたり
無地でカラーが決められていたり、丈やプリントされている柄にも決まりがある場合もありますから、所属しているお教室の方針に沿ったパウを身に付けるのが基本となります。

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