フラダンスは便秘解消に効果的?理由を考えてみた
友人たちと、「フラダンスは便秘解消に良いのか?」とい話が面白かったので、こちらでも取り上げてみます。
そもそも便秘の定義が難しいのですが、日本内科学会では「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」を便秘と定義しています。
本来、便通は毎日あるのが健康な状態ですよね。学生時代の友人などは20歳手前でも便秘に悩んでいる子が多かったのですが、確かにフラ仲間で便秘に悩んでいる人というのは聞いたことがありませんでした。
便秘に悩んでいる人は多い
周りで便秘に悩んでいるという話はそんなに聞いたことがなかったのですが、2013年の国民生活基礎調査によると、便秘の有訴者率はなんと男性33.1%、女性67%だったそうです。これってかなり高い数字ですよね。最近ではお子様の便秘も増えているそうですよ。
あくまでも病名ではなく、本来体外に排出すべき便を、十分量かつ快適に排出できない状態ですから人によっては1日出ないだけでも便秘と思う方もいるかもしれません。
便秘の種類
実は便秘と言っても、沢山の便秘の原因・種類があるのです。
私達が普段日常会話でいう便秘というのは、病気由来ではなく大腸機能が低下して起こる慢性的な便秘「機能性便秘」にわけられます。
機能性便秘は「回数減少型」「排便困難型」に分けられますが、日本人の便秘の中で最も多いのが回数減少型です。
便秘は特に高齢者・女性に多く、これには科学的な根拠があります。
[st-cmemo fontawesome=”fa-file-text-o” iconcolor=”#919191″ bgcolor=”#fafafa” color=”#000000″ iconsize=”100″]かつては機能性便秘の分類は「弛緩性便秘」「痙攣性便秘」「直腸性便秘」でしたが、慢性便秘症診療ガイドライン2017で定義が変更されました。[/st-cmemo]
フラは便秘に効くのか
一口に便秘といっても、人によって様々ですし、直接フラダンスが便秘に効果的なのかは専門ではないのでわかりませんが、体感としてフラダンサーに便秘で悩んでいる方は少ないのではないかと思います。
フラが便秘に効果的としたら考えられる理由はいくつか思い浮かびました。
- 排便に必要な腹筋が鍛えられる
- 腸の蠕動運動が促される
- 全身運動により血液が滞りなく運ばれる
- 運動・ハワイアンミュージックによりストレスが軽減され自律神経が正常になる